いつの間にやら

あと一月半ほどで僕も四捨五入したら三十になるのかー、とか悠長なこと考えてたら、恐ろしいことに気付いた。
ちげーよ、四捨五入じゃない。百点棒の清算の如く、五捨六入しても三十になるのである。
三十路の足音が聞こえるとともに、「いまそこにある危機」「取り返しのつかなくなる年齢」といった言葉が脳裏をよぎる。