CVS の python 拡張モジュールが良さげな件

PECL のサイトでは放置されてると思いきや、CVS のログを見ると先月末あたりから開発が再開されている模様。
Python クラス専用の zend_object_handlers 構造体のメンバを全て書き下ろして、マジックメソッド相当のことをよりネイティブに実装されています。
Python クラスのコンストラクタは第一引数がモジュール名、第二引数がクラス名、残りが __init__() メソッドの引数になる仕様です。欲を言えば組み込み型を含む全ての PyObject をインスタンス化できるようになってほしいですね。


Python のバージョンは 2.5 縛り (config.m4 を弄ればおそらく 2.4 でも大丈夫) で、MacPorts の lang/python25 では configure の引数 --enable-shared が指定されているにも関わらず、なぜか共有ライブラリ libpython2.5.dylib がインストールされないので、FreeBSD で試してみました。
現状ではちょっと使い方を誤ると segv って core 吐いたりしましたが、完成が楽しみなモジュールです。


これを参考にして Io バインディングっていうか zval <-> IoObject のブリッジも書けそう・・・とか言ってみるテスト。


追記:
昨日付けで本家サイト (PiP - Python in PHP) が更新され、サンプルも掲載されています。更新は勘違いでした。