ブログアプリケーションの作成ですと!

技術評論社のサイトで連載 Piece Frameworkによるブログアプリケーションの作成 が始まりました。

Piece Frameworkは,本質的な開発の実践のためのアプリケーションフレームワークです。この連載では,簡単なブログアプリケーションの作成を通して,ステートフルプログラミング,セキュリティ,フロー,バリデーション,オブジェクトリレーショナルマッピングといったPiece Frameworkのさまざまな特徴を,サンプルコードを交えながら紹介していきます。

とのことです。


あと3ヶ月ではてなポイントが底を突き有料オプションが使えなくなるので*1、こっちのコンテンツは残したまま Piece Frameworkt でブログを作ってみようかと思っていたところにこの発表。なんとタイミングの良いことでしょうか。


僕としては自作ブログシステムでは Piece Visual Component (以下 PVC) を使ってプラグイン機能までやってみたいなーと思ってます。
というか、プラグインによるカスタマイズをスマートに実現するために Mojavi であった Decorator/Slots のような機能は要るよなー、自分で作るかなーと思っていたところ、チケットを眺めていたら PVC を発見。これまたなんとタイm(ry


元々 Piece を使った開発ではフロー単位で個別に開発を進められるというメリットがあるのですが、PVC によりそれらをビューとして統合することも可能になるわけで、これはもう夢が広がりんぐ(死語)と言わざるを得ません。
Piece のメタフレームワークとしての側面が強まってきそうな予感がします。


PVC がどのような実装になるかはまだ未知の段階ですが、埋め込みそのものは Layout 機能の応用で実現できるものと思われます。あとは PVC をディスパッチするタイミングと手段、コンフィギュレーションも含めた開発者に提供されるインターフェイス、といったことがどうなるか、興味は尽きません。


話題をブログに戻すと、Trac 互換記法が使いたいのでテキスト整形用に PEAR::Text_Wikiプラグインとして Text_Wiki_Trac を作るか、Text_Wiki の流儀に従うのが面倒だと判断した場合は自前で Trac 互換 Wiki パーザ/レンダラを書く予定です。(既存のものも含めて要調査)

*1:有料オプションを有効に使っているかというと、そうでもない